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墓石の正しいお手入れ方法~やってはいけない掃除法とは~


【ご先祖様のお墓、大切にお手入れできていますか?】

〜“きれいにしたい気持ち”が逆効果になることも…〜

お墓参りのとき、気持ちを込めて墓石をきれいに掃除する――
これはとても素晴らしいことです。ですが実は、良かれと思ってやっている掃除が、墓石を傷つけてしまっているケースもあるのです。

今回は、墓石を正しくお手入れするための基本と、やってはいけないNG行動についてご紹介します。


🧹 正しいお墓掃除の手順

  1. 落ち葉やゴミを拾う
     まずは墓地全体を見渡し、落ち葉・枯れ花・お線香の燃えカスなどを取り除きます。
  2. 水で洗い流す
     たっぷりの水で、墓石全体を濡らして汚れを浮かせます。
  3. やわらかいスポンジや布でこする
     力を入れすぎず、優しくこすりながら汚れを落とします。
  4. 細かい部分は歯ブラシなどで丁寧に
     彫刻部分や花立てなど、細かい部分は歯ブラシや綿棒を活用しましょう。
  5. 乾拭きして仕上げる
     水気をしっかり拭き取り、カビやシミの原因を残さないようにします。

❌ 墓石掃除で“やってはいけない”こと

NG行動理由
スチールたわし・硬いブラシを使う墓石の表面に細かいキズが付き、劣化を早めます
台所用洗剤や漂白剤で洗う成分が石に染み込み、シミや変色の原因になります
高圧洗浄機を使う水圧で彫刻部分が欠けたり、コーティングがはがれたりすることも
ワックスやコーティング剤を自己判断で使う墓石の素材によっては逆効果になる場合があります

📌 プロの清掃と“併用”がおすすめ

ご家族によるお墓掃除は「心を込めた供養」としてとても尊いものですが、
頑固な汚れや長年のシミは、専門知識と道具を持つプロの手を借りたほうが安心です。

  • 年に1〜2回のプロ清掃+普段は簡易的なケア
    → このスタイルが、石材を長持ちさせるためには理想的です。

🙏 まとめ

「きれいにしたい」という想いがあるからこそ、
“正しい方法”で優しく手をかけることが、ご先祖様にとってもうれしいはずです。

もし不安があるときは、無理に自分でやろうとせず、信頼できる専門業者に相談してみてくださいね。


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