☎080-6148-4095

【香西歴史探訪・ Vol.29】


西光寺と三和神社・虚空蔵堂 〜香西に生きた人と神々〜

■ 西光寺と新居直矩の墓

西光寺(さいこうじ)は、江戸中期の香西に大きな影響を与えた人物、新居直矩(あらいなおのり)の墓所がある寺。
直矩は学問と地域振興に力を尽くしたことで知られ、香西に“民の学び舎”を開いた先駆者とされています。

墓碑はシンプルながらも、香西の知の象徴として今も静かに佇んでいます。


■ 三和神社と龍王宮の信仰

三和神社は海辺に近く、そこには水神・龍王宮が合祀されています。
漁の安全や雨乞い祈願など、自然との共生を祈る香西らしい信仰が息づいています。


■ 虚空蔵堂と小畑古戦場

香西の南端、小畑地区に残る「虚空蔵堂(こくうぞうどう)」は、知恵の仏・虚空蔵菩薩を祀る小堂。
その背後には「小畑古戦場」が広がっており、ここもまた戦乱の地として知られます。

知恵の神と古戦場。ここでもまた、「争いの後に祈りが建てられる」という構図が浮かび上がります。


📍ご案内メモ

  • 西光寺:香西西町/新居直矩の墓あり
  • 三和神社:香西本町/龍王宮合祀
  • 虚空蔵堂:香西南町/戦場跡に接する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です