伝統かモダンか?見た目だけじゃない選び方のポイント
お墓のデザインには、大きく分けて「和型」と「洋型」があります。
近年では、「見た目がスッキリしているから」「墓地が狭いから」などの理由で洋型墓石を選ばれる方も増えています。
✅ 和型墓石の特徴
日本で最も伝統的な、縦長の三段構造のお墓。
- 【見た目】:縦長・3段構成が多く、重厚で厳かな印象
- 【文字】:「◯◯家之墓」と刻まれるのが一般的
- 【メリット】:格式があり、ご先祖様を大切に思う気持ちが伝わりやすい
- 【注意点】:高さがあるため地震や風の影響が出やすい/掃除が少し手間
✅ 洋型墓石の特徴
横に広く背が低めの、現代的で安定感のあるスタイル。
- 【見た目】:背が低く、シンプルですっきりとした印象
- 【文字】:名前や好きな言葉、シンボルマークなどを彫ることも
- 【メリット】:掃除しやすく、個性を出しやすい/価格が比較的抑えられる
- 【注意点】:伝統的な家や一族のお墓と並べると、印象が異なることも
🧭 どう選べばいい?
おすすめされるケース | 和型 | 洋型 |
---|---|---|
家族代々のお墓を建てたい | ✅ はい | △ デザイン調整必要 |
デザイン性・メンテナンス重視 | △ 高さに注意 | ✅ 掃除しやすい |
伝統・格式を重んじたい | ✅ 向いている | △ ややカジュアル |
墓地が狭い/バリアフリーを意識 | △ スペース必要 | ✅ コンパクト設計 |
📌 最近は「和洋折衷型」も人気
和型の格式と洋型の安定感を兼ね備えた「和洋折衷型」の墓石も増えてきました。
特にデザイン墓地や都市型霊園などでは、多様性が重視され、柔軟な形が好まれる傾向です。
💡 まとめ:どちらの選択も、ご供養の心があってこそ
お墓の種類も形も、最終的には「誰を想い、どのように供養したいか」が選ぶ基準。
見た目や価格だけでなく、ご家族の想いや環境に合った形を選ぶことが、後悔しないお墓づくりにつながります。