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【香西歴史探訪 Vol.13】


香西寺と薬師寺 〜仏の慈悲が息づく町〜

■ 香西の山裾にある「香西寺」

香西寺(こうざいじ)は、高松市香西東町にある真言宗の古刹。
弘法大師・空海ゆかりの地として伝えられ、かつては修行道場としても栄えたといわれています。

境内には本堂と不動明王堂があり、地元住民の信仰の場として、日常的に線香や花が供えられています。
特に不動堂は厄除け・眼病平癒の仏様として親しまれており、静かながらも信仰が息づく場所です。


■ 寺町の面影を残す「薬師寺」

香西南町にある薬師寺(やくしじ)もまた、長年にわたり地域の信仰を支えてきたお寺です。
ご本尊は薬師如来。病気平癒・健康長寿の仏として知られ、かつては村人たちが手を合わせに訪れたといいます。

境内には古い灯籠や石仏が点在しており、“まちの薬師さん”として親しまれた名残が今も感じられます。


■ 仏の慈悲が重なる地

香西寺と薬師寺。
この二つの寺院は、地域の人々にとって“日々の祈りを捧げる身近な仏様”として共に歩んできました。

それぞれに異なるご利益を持ちながらも、どちらも「心を落ち着ける場所」「ご先祖さまへ語りかける場所」として、静かにその役割を担い続けています。


📍ご案内メモ

  • 香西寺:高松市香西東町
  • 薬師寺:高松市香西南町
  • アクセス:いずれも香西駅から徒歩10〜15分圏内

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