萬徳寺の静けさと庶民の祈り 〜町を見守る小さなお寺〜
■ 地元に寄り添う萬徳寺
香西北町にある「萬徳寺(まんとくじ)」は、小さな真宗のお寺。
格式張った大伽藍ではなく、庶民の信仰に寄り添ってきた“町の寺”です。
■ 葬送と先祖供養の中心地
江戸後期以降、香西の地域では萬徳寺が葬儀・お盆・回忌法要の拠点として定着。
その記録は過去帳や位牌群にも今なお残されています。
■ 見過ごされがちな“日常の聖地”
境内には季節の花が咲き、小さな鐘楼と共に地元の人が静かに手を合わせる姿があります。
観光地にはならずとも、地域の記憶をつなぐ要所として重要な存在です。
📍ご案内メモ
- 高松市香西北町
- 宗派:浄土真宗本願寺派